メールマガジン「入管法」第93号 第76条の2

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    メールマガジン『 入 管 法 』 第93号
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┏┏ 今回の条文 第76条の2
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「入管法」とは、出入国管理及び難民認定法の略です。
この法律は、日本出入国、外国人の日本在留に関する許可要件や手続きについて規定しています。

日本就労ビザや結婚ビザ、永住その他ビザの手続を行う場合には是非知っておきたい法律です。

このメールマガジンでは、入管法の条文と簡単な解説をお送りします。

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ご┃挨┃拶┃
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こんにちは。

早いもので、もう9月ですね。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、お互いに気をつけましょう。

さて、来春採用予定の学生さんの面接等を進められている企業様も多いかと思います。
ところで、外国人留学生が就職するには在留資格の変更(いわゆる就労ビザ取得)が必要な場合が多いと思いますが、その手続についてはお分かりですか?
例年、在留資格変更が不許可となった後、当方にご依頼される企業様が多いので、是非、申請される前(採用を決定する前)に当方まで御相談されることをお勧めします。

今回は、外国人を雇用する企業様にとって関係ある条文です。
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第九章 罰則

(両罰規定)
第76条の2 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関して第73条の2から第74条の6までの罪、第74条の6の2(第1項第三号及び第四号を除く。)の罪若しくはその未遂罪又は第74条の8の罪を犯したときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対しても、各本条の罰金刑を科する。

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いわゆる両罰規定で、罪を犯した行為者本人だけでなく、法人や雇用者等にも罰金刑を科するというものです。
対象条文は下記バックナンバーを参照下さい。

第73条の2
http://homepage3.nifty.com/takehara/magazine38.html
第74条
http://homepage3.nifty.com/takehara/magazine82.html
第74条の2
http://homepage3.nifty.com/takehara/magazine83.html
第74条の3
http://homepage3.nifty.com/takehara/magazine84.html
第74条の4
http://homepage3.nifty.com/takehara/magazine85.html
第74条の5
http://homepage3.nifty.com/takehara/magazine86.html
第74条の6
http://homepage3.nifty.com/takehara/magazine87.html
第74条の6の2(第1項第三号及び第四号を除く)
http://homepage3.nifty.com/takehara/magazine88.html
第74条の8
http://homepage3.nifty.com/takehara/magazine90.htm

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発行者サイトhttp://homepage3.nifty.com/takehara/

就労ビザ取得支援http://visa.world.coocan.jp/

日本ビザ・イミグレ情報http://immigration-info.air-nifty.com/

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メールマガジン『入管法』(ID:0000103331 2008年9月1日発行 第93号)
発行者:行政書士 武原広和事務所
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